「生食用のマグロなどを、以前から付き合いのある会社から手配してもらいました。機械を津波で失い、インフラなどもまだ十分に整っていませんでしたが、少量ずつでも生産をしていました。取り引きが一旦途切れてしまうと、それを元に戻すのは大変だからです」
震災の翌年には、2つの冷蔵庫の修理が完了し、食品加工場も再開。しかし残り2つの冷蔵庫は閉鎖することになりました。また、震災後に再開した施設は三陸沿岸道路の建設工事のため立ち退きとなり、現在は2016年に気仙沼市赤岩地区に建てた新しい食品加工場と冷蔵庫を主要拠点としています。
これまでは6人体制で手作業で開き加工をしていましたが、この機械を導入して3人で作業ができるようになりました。また一日あたりの生産量も、従来の200パックから400パックに倍増しています。
この機械によって原料の骨を除去した後は、竜田揚げ用の大きさにカットし、下味を付けてからパン粉を付けて、凍結しています。
さらに、注文に応じて超冷の工場内で揚げ加工まで行っています。現在、竜田揚げ製品の原料はサンマを中心に、タラ、カレイ、サバ、アカウオなど7種類から8種類を扱っています。
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